
余剰電力の買取サービスはエネまかせと固定買取だと、どちらがお得?
余剰電力を買取サービスはさまざまな企業で行っています。おもに固定買取型と市場連動型がありますが、どちらがお得か悩んでしまいますね。今回は弊社が運営する市場連動型の「エネまかせ」と一般的な定額買取サービスについて、その差はどこにあるのか、簡単に解説していきましょう。
- JEPXの取引単価はオークションをイメージすると分かりやすい
- 市場連動型プラン「エネまかせ」を長期に渡って続ければ、お得になることも!
JEPXの取引単価はオークションをイメージすると分かりやすい

はじめに、エネまかせの買取単価のベースとなるJEPXのスポット取引単価(以下取引単価)について少し触れたいと思います。JEPXの取引単価は需要と供給のバランスにより定められます。かなり複雑な話になりますが、オークションのようなイメージを想像していただければ分かりやすいでしょう。
電力の需要が供給を遥かに上回る夏・冬は取引単価が数十円まで跳ね上がり、気温が穏やかで気温調整のために電力を必要としない春と秋は比較的単価が落ち着く傾向にあります。
JEPX取引単価は30分ごとに変動していて、エネまかせの買取単価においても同時間帯・同単価が適用されます。よって、時期によってはJEPXの取引単価が0円近くまで下がるなど、定額買取サービスの単価を下回る場合もあります。
市場連動型プラン「エネまかせ」を長期に渡って続ければ、お得になることも!
ここまで読んだ卒FITの方の中には「JEPXに連動する市場連動型プランって複雑!」と思われる方がいるかもしれません。実は売電を含め全ての収益には「期間」が伴うのです。定額買取サービスとエネまかせの買取を比較する「期間」により、利益の優位性、そして、その差額の幅も変動します。
一例として昨年と一昨年のJEPX単価を紹介しましょう。下記のグラフをご確認ください。時期によっては0円に近い時間もありましたが、年間を通してJEPX単価は定額買取サービスに比べて高い水準でした。
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長期に渡って発電を持続させるということは太陽光発電の大きな特長でもあります。売電をサービスにおいても長い目で検討されてみてはいかがでしょうか?「エネまかせ」なら、年間の買取価格のシミュレーションができるので、どちらにしようかお悩みの方一度チェックしてみてくださいね!